WellaboSWPのストレスチェックサポート大企業編|複数拠点・大規模組織の一元管理

「また今年もストレスチェックの時期か…」
全国60拠点、従業員2,000名のサービス業で人事部長を務める山田部長(仮名)が、カレンダーを見ながらため息をついていました。毎年この時期になると、各拠点からの問い合わせ対応、未回答者への督促、高ストレス者のフォロー調整…想像するだけで頭が痛くなります。
「拠点ごとに進捗がバラバラ、集団分析レポートはもらっても使いこなせない、高ストレス者の面談まで2ヶ月もかかってしまう…これじゃあ、法令遵守はできても健康経営なんて夢のまた夢だ」
でも、そんな山田部長の悩みが一気に解決できるとしたらどうでしょうか。
WellaboSWPなら、オンライン健康管理室ウェラボの産業医・保健師が、大規模組織のストレスチェック運用を完全サポート。複数拠点の一元管理から詳細な分析レポートまで、まさに「伴走型」で支援します。

大企業の人事部長が誰にも相談できず悩んでいること
午後の本社で、山田部長がパソコンと向き合っていました。画面には各拠点からのメールが山積み。
「札幌支店の受検率今回も70%…大阪支店では高ストレス者の面談日程が決まらない…名古屋支店の集団分析結果について質問が来ているけど、正直よく分からない…」
山田部長の悩みは、多くの大企業人事担当者が抱える共通の課題です。拠点数が多い、従業員数が多い、でも産業医のリソースは限られている。さらに、せっかく実施しても活用まで手が回らない。
でも、もしこれらの悩みが一気に解決できるとしたらどうでしょうか。
「え、本当に全拠点まとめて管理してくれるの?」と驚く5つの理由
その1:株式会社メディヴァの専門チームが大規模運用を引き受けます
山田部長が最初に驚いたのは、「60拠点すべての実施管理を一元化できる」ということでした。
WellaboSWPでは、企業の産業医体制に応じて柔軟に対応します。産業医が在籍する企業では、株式会社メディヴァの産業医が「共同実施者」として、保健師が「実施事務従事者」として、法的に必要な役割をサポート。大規模組織での豊富な実施経験を活かして、企業の産業医と連携した運用が可能です。
「つまり、各拠点の担当者は必要ですが、本社からリアルタイムで実施状況を把握でき、必要に応じて各拠点に指示を出すことができるってことですか?」
そう、まったくその通りです。山田部長は本社から全拠点の状況をリアルタイムで把握し、効率的な指示出しに集中できるのです。
その2:スマホでポチッと回答、リアルタイムで進捗管理
「2,000名の進捗管理なんて、想像するだけで大変そう」と思っていた山田部長。でもWellaboSWPは違いました。
従業員の皆さんは、スマートフォンやパソコンから簡単にアクセス。質問に答え終わったら、その場ですぐに結果が表示されます。そして管理画面では、拠点別・部署別の回答率がリアルタイムで確認可能。
「札幌支店95%、大阪支店92%、名古屋支店98%…これなら一目で状況が分かりますね」
未回答者への自動リマインド機能もあるので、各拠点の担当者が個別に催促する手間も不要。山田部長の表情が明るくなりました。
その3:面談も集団分析も、すべてプロが担当
一番の心配事は「高ストレス者が出た時の対応」でした。2,000名もいれば、相当数の高ストレス者が出るはず。でも、これも心配無用。
企業の産業医との役割分担により、高ストレス者への効率的な対応が可能です。ウェラボの産業医がオンライン面談を実施したり、本社産業医と連携して担当エリアを分担したり、フォローアップを行うなど、企業の体制に合わせた柔軟な運用ができます。日程調整は保健師がサポートし、面談後のフォローアップも個人の状況に応じて対応します。
さらに、部署別・拠点別の集団分析も産業医・保健師が記載式で詳細作成。山田部長には、わかりやすいレポートとともに、オンライン報告会で結果を説明してくれます。
これまで他社では性別や年代別といった分析も行っていましたが、WellaboSWPの担当コンサルタントより「集団分析は組織改善を行うために用いるものなので、性別や年代別の分析は結果として使いづらく、実際に組織改善が可能な集団単位で分析をした方が良い」という説明を受け、拠点単位での分析を行うことにしました。
「これって、全社の健康状態が拠点別に丸わかりになるってことですね」
その4:カスタマイズ可能なアンケートで健康経営を推進
健康経営に積極的に取り組む山田部長の会社では、「せっかくだから、生産性調査も一緒にやりたい」という希望もありました。
WellaboSWPのアンケート機能なら、オリジナル質問の追加が可能。ワークエンゲージメント、組織風土、健康経営に関する独自の質問を組み合わせて、総合的な組織診断が実現できます。山田部長は担当コンサルタントから、おすすめの生産性調査の方法について教えてもらい、ストレスチェックと同時に実施することにしました。
「ストレスチェックだけでなく、従業員満足度や生産性まで一度に調査できるんですね」
その5:管理職向けセミナーで組織全体のレベルアップ
山田部長が予想していなかったサービスがありました。
各拠点の管理職向けに、「ストレスチェック結果説明会」「ラインケアセミナー」「管理職向け個別相談会」を実施。複数拠点での同時開催やオンライン対応も可能です。
「これなら、全国の管理職が同じレベルでメンタルヘルス対応ができるようになりますね」
従業員向けの「セルフケアセミナー」も企業のニーズに応じてオーダーメイド。全社的な健康意識向上が期待できます。
実際の流れは、こんなにスムーズ
準備期間:思っていたより手間がかからなかった
山田部長が契約を決めてから実施まで、約1ヶ月。ウェラボの担当者と数回打ち合わせを行い、組織体系の設定、実施規定作成のサポートを受け、各拠点責任者への説明資料を提供してもらいました。
山田部長がやったことは、従業員リストを提供し、ウェラボスタッフとの打ち合わせに参加し、各拠点責任者に「来月ストレスチェックを実施します」と伝えて説明資料を配布しただけ。
実施期間:「こんなに簡単でいいの?」
11月の2週間を実施期間に設定。従業員の皆さんには個別にアクセス情報が送られ、それぞれが都合のいい時間に回答。
管理画面では拠点別の進捗をリアルタイム確認。定期的に未回答者へのリマインドメールが自動送信されるため、各拠点での個別催促の手間も大幅に削減されました。
結果的に全社で95%という高い回答率を達成。
事後フォロー:「ここまでやってくれるとは思わなかった」
高ストレス者は全社で約300名(受検者の約15%)。そのうち30名が面談を希望しました。これまで紙面運用していた時には年間数名程度しか面談を希望しなかったのですが、スムーズな運用により面談希望者が大幅に増加しました。保健師が全国の対象者と個別に日程調整を行い、産業医がオンライン面談を実施。
面談後は、プライバシーに配慮した形で必要な配慮事項を各拠点責任者に共有。産業医の意見書についてオンラインで打ち合わせをすることもできました。
そして何より驚いたのが集団分析の報告会。「東日本エリアは上司のリーダーシップスコアが高い」「西日本エリアは働きがいを感じている従業員が多い」「本社部門では業務量の負担感が課題」など、具体的で実用的なアドバイスをもらえました。
「セミナーが管理職に大好評なんです」
山田部長が追加で申し込んだのが、各種セミナーでした。
まず実施したのは「ストレスチェック結果説明会」。各拠点の管理職が自分の部署の特徴を詳しく理解できました。続いて「ラインケアセミナー」では、部下への適切な声かけ方法を全社統一で学習。
でも一番人気だったのは「管理職向け個別相談会」。管理職自身のストレス対処法や、個別の部下対応について専門職に直接相談できるサービスです。
「部長も課長も、『こんなこと相談していいんですか?』って最初は遠慮がちだったんですが、今では全国の管理職が積極的に活用してますね」
従業員向けの「セルフケアセミナー」も好評。オンライン開催なので、全国どこからでも参加できます。
実際の大企業での活用例
サービス業B社(従業員2,000名、拠点60箇所)の導入事例
導入前の課題:
- 紙面実施により受検率80%後半にとどまる
- 実施から面談まで最低2ヶ月の長期間
- 集団分析レポートをもらうだけで活用できず
- 拠点間の進捗管理が困難
導入後の改善効果:
- Web実施により受検率95%に向上
- 高ストレス者の即座の面談調整が可能に
- 面談件数50%増加(早期対応の実現)
- 記載式集団分析により組織実態に合うレポートに改善
- 産業医との連携強化で活用度大幅向上
- 管理職向けセミナーにより部下への適切な対応が浸透
- 「部長も課長も積極的に専門職への相談を活用するようになった」
こんな企業にもWellaboSWPが活用されています
山田部長のような大企業だけでなく、最近はこんなパターンの企業も増えています。
大企業の地方事業所で:
本社には産業医・保健師が常駐しているものの、地方拠点まで手が回らず、担当者と嘱託産業医で運用していたり、従業員数の少ない小規模事業所は手付かずの状態になっているケースがあります。そうした地方事業所で、オンライン健康管理室が活躍しています。
産業医機能の強化として:
従業員500名だが産業医は月1回2時間の訪問のみ。「もっと手厚い健康管理を」という企業で、オンライン健康管理室により体制を強化しています。
グループ会社統一管理:
グループ全体でのストレスチェック実施を統一化したい企業で、WellaboSWPが全社統一プラットフォームとして機能しています。
よくある「でも、うちの場合は…」にお答えします
「拠点が多すぎて、とても管理しきれないのでは?」
WellaboSWPは数十拠点規模での運用実績が豊富です。管理画面での一元管理と、自動化機能により、拠点数が多くても負担は変わりません。
「従業員数が多いと、産業医面談が追いつかないのでは?」
確かに面談件数は増えますが、これは「嬉しい悩み」。早期対応により重症化を防げているということです。必要に応じて面談頻度の調整も可能です。
「既存の産業医契約があるので、切り替えは難しいのでは?」
WellaboSWPは既存の産業医体制を補完する形でも活用可能です。本社は選任産業医、地方の小規模事業所はオンライン健康管理室で担当するなど一定のすみわけをしながら、あるいは連携をしながら体制を充実させることも可能です。
意外な副産物:「全社の一体感が生まれた」
山田部長が予想していなかった効果がありました。
「人事部長、全国の拠点で健康経営への取り組みが話題になってるって聞きました」
人事担当者からのこの報告で、山田部長は「WellaboSWPを導入して本当に良かった」と実感しました。離職率も全社的に改善。採用活動でも「健康経営に取り組んでいる会社」として差別化できるようになりました。
最後に:大規模組織だからこそ、プロのサポートを
大企業でのストレスチェック実施は、確かに複雑で大変な作業です。でも、適切なパートナーと組めば、これは全社的な健康経営推進の絶好のチャンスになります。
WellaboSWPなら、株式会社メディヴァの豊富な経験とノウハウで、大企業の「困った」をすべて解決。ストレスチェックから始めて、段階的に健康管理体制を全社で充実させていくことができます。
複数拠点、大人数の管理も、専門チームにお任せすれば「思ったより簡単だった」となるはずです。
山田部長のように、「導入して本当に良かった」と言える日が、きっと来ます。
まずはお気軽にご相談ください。貴社の規模や拠点数に応じた最適なサポートプランを、ウェラボの専門スタッフがご提案いたします。
お問い合わせ・資料請求
WellaboSWPの大企業向けストレスチェック完全サポートサービスについて詳しく知りたい方は、以下からお気軽にお問い合わせください。
専門スタッフが貴社の課題をお聞きし、最適なソリューションをご提案いたします。
執筆・監修
WellaboSWP編集チーム
「機能する産業保健の提供」をコンセプトとして、健康管理、健康経営を一気通貫して支えてきたメディヴァ保健事業部産業保健チームの経験やノウハウをご紹介している。WellaboSWP編集チームは、主にコンサルタントと産業医・保健師などの専門職で構成されている。株式会社メディヴァの健康経営推進チームに参画している者も所属している。